ハイセンスにみせるアスコットタイ
小剣から大剣に向かうにつれ幅が広くなっていく作りはそのままに、普通のネクタイと比較して大剣の幅がスカーフもかくやというほどに広がった形のタイを、イギリスの競馬場の名にちなんで「アスコットタイ」と呼びます。
競馬場に集まっていた貴族たちがモーニングコートに合わせていたタイが原型のアスコットタイは、スーツの首元をネクタイよりも優雅に上品に見せる効果があるとして、現在ではフォーマルな結婚式やエレガントに装いたいパーティーのシーンにて多く用いられます。
変幻自在かつ大胆にネクタイや蝶ネクタイ風の結び方をするのも良しというアスコットタイには、ベーシックなストールタイプに着脱が楽なフック式タイプ、おしゃれ度が高いリング付きタイプの大きく三つの装着方法があり、それぞれ個性ある形で首元を飾ることができます。
中でもスカーフのように結ぶストールタイプは、スカーフよりもシンプルに男性らしくいつものスーツにアレンジを加えられる使い勝手の良さから人気に火がつき、日常のワンシーンをハイセンスに決めるアイテムとしても使用されています。