スーツの買取はしてくれるの?
中古品の買取を行うお店は、それが商売になると確信しているからこそ行動に出ます。
着古したスーツでもいいから売って欲しいとお店が言うのは当然その需要があるからです。
ただし持ち込んだ全てのスーツを、お店が買い取ってくれるとは限りません。
取引が成立するのは、買い手がつくだろうと予想できる品だけです。
売れるものと売れないものとの間には、明確な違いがあります。
まず一つはブランドの有無です。
買取の対象となるスーツは元の価格が何十万とするような、いわゆる高級な品で、中古でいいから少しでも安く購入したいという需要を受けて、店側はそれに価値を見出します。
定価が手ごろなノーブランドの品は中古を買おうという人が少ないので、二束三文の価値しかつかないか、最悪引き取ってもらえません。
判断のポイントの二つ目はサイズです。
日本人の平均的なスタイルと比べて、大きめなものも小さめなものも買い手がつきにくいため、品質の良い品であっても一般的なサイズで
ないと見なされれば価値はぐっと下がります。
最後のポイントは使用感で、皺や汚れが見えるいかにもお古という存在は、基本的に値段がつきません。