スーツに合う帽子とはどのようなものか?
日本人は、スーツを仕事着として着用することが多いので敢えてスーツに帽子を合わせる事は少ないかもしれません。
しかし、欧米ではスーツに帽子という着こなしは、紳士のお洒落として定着しています。
・ 山高帽
イギリス発祥の帽子で、レスター卿のために1850年にイギリスで作られた帽子です。
ウールやフェルト素材で、半球型の帽子の山部分と巻き上がったツバが特徴です。
イギリス紳士といった品位を感じさせる着こなしにおすすめできる帽子です。
・ 中折れ帽
頭頂部分の中央を縦に織り込んだ帽子です。
素材はフェルトが多く柔らかいことから、ソフトハットとも呼ばれています。
第二次世界大戦までは欧米の会社員などに好まれていた帽子です。
クラシカルな雰囲気がお好みの方におすすめです。
日本人はスーツに帽子というと、気恥ずかしさが前に出てしまいがち。
しかしその殻を脱ぎ捨てたところに新しい世界が見えて来るのではないでしょうか。
最近では、麻生太郎氏が国際会議に向かう際に、オーダーメイドのスーツに合わせて帽子を着用していました。
堂々と被れば、様になるお手本ではないでしょうか。