人気の細身スーツ
これまでスーツの着こなしは、肩幅や腰回りの太さをデザインで強調しがっちりと着用するのが一般的でした。
しかし今そんな王道の陰で、二十代から三十代の世代を中心に、「細身のスーツ」というものが人気を集めています。
細身のスーツは、男らしく整った体格を見せるのではなく、引き締まった体形を見せるものとなります。
肩幅は肩のラインに沿うように自然に、裾は短くして腰回りをすっきりとさせ、パンツは余計なゆとりを持たせず細くと、その形状は基本的に従来の品から正反対に舵をきります。
細身のものは全体のバランスをとるために、下襟も細く作られているので、襟よりも太い幅のネクタイを選んでしまうと、ネクタイが浮いてしまい印象があまりよくありません。
襟の幅とネクタイの幅を合わせて統一感を出すことに、着こなしのポイントがあります。
細身過ぎて動きにくいほどにならないように、購入前には試し着をして、サイズ感を確かめてみましょう。
伸縮性の高い素材だと、細くても動きが制限されず、のびのび着ることができておすすめです。