ポケットのフタの意味と名称
スーツのジャケット部分についている、ポケットの上に被るヒラヒラのことを「フラップ」といいます。
フラップには埃除けや雨よけの意味があり、ひとえにポケットの中身を守るために働きます。
野外で悪天候に襲われた時にも、フラップさえあればポケットの中のものが汚れたり、濡れたりするのを極力防げるというわけです。
埃や雨が襲い掛かってくる心配のない屋内では、フラップを使う理由もないため、しまっておくのが適切な形となります。
収納する先はフラップの下にて、ぽっかりと口を開けているポケットです。
屋内ではポケットの中に入れ、屋外では外に出してと、フラップにおけるマナーは状況に応じて変わります。
面接は屋内で行うものですから、フラップは中に入れることを習慣にしておくと、スーツのマナーを知っている人という印象を面接官に与えられます。
フラップは汚れやすい部分でもあるので、スーツを脱いだ時にはポケットと一緒に忘れずに、ブラシをかけて砂や埃をまめに落としていきましょう。